「夢の森」物語~作品への気持ち編
今回の作品は
ワンマンライブでおなじみ
サボ、ギターのきよさん。カホンの団長、ベースのはたちさんからなるアコースティックバンド。
そしてサボ、トランペットのトノ、アコーディオンのるいちゃんからなる通称「パンセ」というヨーロピアントリオ。
この二つのバンド演奏の音の集大成です。
一枚のフルアルバムですが、二枚組のような構成になっていて、一度で二度おいしい!
前半と後半でカラーが違い、いろんな味わいが凝縮されています。
昨年出したミニアルバム「まちの風景」はいわゆるこの続編にあたり、
両方で完結する世界観でもあります。
前半のバンドと後半のパンセをつなぐのが
表題作「夢の森」、こちらピアノ弾き語りです。
これまでは弾き語り的なソロアルバムが多かったですが
本作では華やかなバンド演奏、逆に弾き語りが新鮮に感じるかもしれません。
私の歌つくりの核はやはりここから。
一人楽器で歌をつくっていた私の、数年間かけて紡がれた出会いの記録そのものでもあります。
おおげさに思うかもしれませんが、
それぐらい私にとって今回の作品の持つ意味は大きいのです。
バンドメンバーとそれぞれ出会い、音を紡いでいき、
その音をずっと形にしたいと思ってきました。
感慨もひとしおです。
前作「拝啓スプートニク」が2010年に発表。
フルアルバムは実に7年ぶり。(リリースデビューは2012なので公には5年ぶり。)
その間ミニアルバムは出していましたが
同時進行でのこの作品を少しずつ録りためていったので
ここ数年が凝縮され、今の自分が思いっきりつまっています。
レコーディング中もいろんなハプニングがあり
泣いたり笑ったり悩んだり落ち込んだり。。。
それでも乗り越えたり、乗り越えられるよう支えてくれる人たちがいて
生まれてくれたかけがえのない作品です。
みなさん、本当にありがとう。
3月12日の渋谷インストアでは、なんとアルバム参加メンバー全員集合!
ワンマンライブのミニバージョン!アルバムを目の前で再現した豪華な夜。
18時、ぜひいらしてくださいね。
渋谷タワレコhttp://towershibuya.jp/2017/03/12/89503